金福神 日本一当たる宝くじは詐欺?最高当選3億円は嘘?検証しました
こんにちは麗華です(*‘∀‘)すっかり寒くなってきましたね!体調にはお気を付けください。
さて今回調べていくのはこちらの案件です。
- キャリーオーバーで当選者増える
- ネットでエントリー
- その場で結果がわかる
初めに言っておきますが、この手の案件はほぼ特殊詐欺です。これを頭に入れながら記事をご覧ください。
・この副業は怪しい?
・騙されてしまった
・何から始めればいいのかわからない
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キャリーオーバーが発生した際、通常の宝くじであれ次回号開催時の1等当選金額にのみ上乗せとなります。
しかし当宝くじでは、1等当選金額の上限が決まっている為、超過金額時に応じて次回号開催時の当選口数が増加します。
キャリーオーバーすればする程当選枠が増える。それが当宝くじが”日本一当たる”理由です。
えーっと…。キャリーオーバーって当選者がいない場合に上乗せされる仕組みですよね。日本一当たるのに毎回毎回当選者がいないのでしょうか(笑)
騙すことに集中しすぎてそれっぽい理由のはずがこんな短い文でとんでもない矛盾を生み出していますね。
正直お話にならないですが、そもそも宝くじとは何なのか。何故この案件が怪しいのかを最後までご覧ください。
法的に許されていない
庶民の夢として愛され、親しまれ、多くのファンをもつ宝くじの発売元は、地方自治体です。一般の個人や会社などが発売することは、刑法第187条で禁止されています。
宝くじを発売できるのは、宝くじの法律「当せん金付証票法」(昭和23年施行)に定められた全国都道府県と20指定都市、つまり地方自治体です。この地方自治体が、総務大臣の許可を得て発売元となり、発売等の事務を銀行等に委託しています。
発売等の事務を受託した銀行等では、発売元(地方自治体)の定めた発売計画に従って、宝くじ券の図柄選定、印刷、売り場への配送、広報宣伝、売りさばき、抽せん、当せん番号の発表、当せん金の支払いなどを行います。
金福神は「宝くじ」であると明記しているわけですが、当然法律に従って開催されている宝くじではありません。
仮に本当に抽選されて本当に当選金額が払われるとしても運営元は立派な法律違反となるわけですね。こんなくじ絶対に参加してはいけませんよ。そもそもでお金がもらえることもないわけですが…。
LINEで抽選はおかしい
ネットで完結するという事ですが、LINEで抽選を完結させるとは言うのは公平性の観点から考えてもまずありえません。
宝くじの公式サイトですら、くじ券をネットで購入できるというだけです。決してネット上の見えないところで当選番号や当選者を決めているわけではありません。ましてや個人情報の取得などもってのほかです。
当選金を誰ともわからない運営から振込されるなんて事は本当の宝くじでは絶対に起こりません。
初めに申し上げた通り、金福神 日本一当たる宝くじは十中八九詐欺です。金銭的被害を受けないまでも、個人情報を入力してしまった場合にはこれを悪用される可能性が高いです。
絶対に登録をしないようにしてください。ここでは私のLINEに寄せられた実際の被害例を出しながらリスクについて解説します。
1.口座開設手数料の要求
実際の被害例として当選金を受け取るための口座開設が必要であると誘導されその手数料をだまし取られてしまうというものです。
- 当選の通知が届く
- 口座開設に誘導される
- 手数料が必要だと数千円を要求
- 文字化けの解除にさらに数万円を要求
- 最終的に連絡が取れなくなる
文字化けってなんだよって話ですが、万に一でも億単位のお金がもらえるかもと思ってしまうと払ってしまう人もいるんですよね。
払ってしまった時点でお金が戻ってくることも、当選金が振り込まれることもありません。完全な詐欺の成立です。
こちらは直接金銭的な被害が出たパターンです。
2.個人情報の悪用
この手の詐欺案件が最も欲しいと考えているのが電話番号等の個人情報です。
ここからは私に実際に起きた実体験です。調査のために電話番号を各所に入力することが多いのですがそこでこの事件は起きました。
- 見覚えのない番号からワンコール着信
- 留守電にメッセージ
- 自動音声で「料金未納」の連絡
- 法的処置の脅し
今の時代支払いは全て引き落としになっていますからもちろん私は料金未納など行っていません。
海外の電話番号を利用してこのような詐欺が非常に増えているとのことです。各キャリアも注意喚起を出しています。
このように電話番号などの個人情報を入力してしまうと二次的な詐欺被害を受けることになります。
3.リスト入りで悪循環
登録してしまった人には申し訳ない言い方になってしまいますが、通常このような嘘まみれで怪しすぎる案件に個人情報を入力してしまう。というのは正直ネットリテラシーが低いと言わざるを得ません。
つまり業者からすれば「なんでも登録する情報弱者」という判定になってしまいます。
こういうユーザーを求めている悪質な企業は残念ながら山ほど存在しています。ここにリストとして販売されてまた別の詐欺への誘導されてしまいます。
一度登録してしまうことでリストに入り悪循環が始まります。
とにかく「現金配布系」の案件には様々な詐欺の可能性がちりばめられています。
気の迷いで電話番号を登録してしまった。個人情報を入力してしまった。といった場合の対策について説明します。
電話番号を変更する
年齢を重ねれば重ねるほど電話番号を変更するというのは非常に億劫な作業です。ただし、この手の詐欺対策では番号を変えてしまうことが一番です。
先ほど解説したように一度出回ってしまった電話番号はどこまでも流出します。
特にすでに被害が出ている人はすぐに電話番号を変えるのがいいでしょう。
自らアクションを起こさない
- SMSのURLにアクセスしてしまう
- 身に覚えない番号に掛けなおしてしまう
- メールに届いたURLにアクセスしてしまう
とにかく、「怪しいものは放置、触れない」を徹底するようにしてください。
どれだけメッセージや電話が来ようが無視してください。こちらがアクションを起こさなければ何も起こりません。
- 宅配の不在通知
- 料金未納の通知
- 高額報酬バイトの通知
とは言え昔とは違って今はとても巧妙になっていることにも注意してください。これだけ詐欺に触れてきた私でも「おや?」と一瞬思ってしまうこともあります。
自信がない人は黙って電話番号を変えちゃいましょう。
最終評価:
- 抽選など行っていない
- 法律違反
- 詐欺に発展
もう最悪中の最悪です。評価点をつけられないほどに悪質であるため絶対に登録しないようにしてください。