突然の下4桁0110の番号!そして+295から始まる詐欺の電話着信に要注意!+2950760110等
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「+295」という見慣れない国際電話番号からの着信に、心当たりのない方も多いのではないでしょうか。「+295」は、インターネット検索ですぐにわかる通り、モナコの国際電話国番号です。しかし、最近、この「+295」から始まる電話番号、そして驚くべきことに下4桁が「0110」という番号からの着信が急増しています。
「0110」という数字にピンと来た方もいるかもしれません。そう、多くの警察署が代表番号の下4桁に「0110」を使用しているのです。この事実は、受信者に警察からの電話であるという誤解を与え、巧妙な詐欺へと誘導する危険な兆候と言えるでしょう。
この記事では、「+295-〇〇〇〇-0110」といった不審な電話の内容から、考えられる悪質な詐欺の手口、そして身を守るための具体的な対策までを徹底的に解説いたします。この情報を最後までご覧いただくことで、突然の不審な電話に対する不安を解消し、冷静に対処するための知識を身につけることができるはずです。どうか油断することなく、最後までお読みください。

実は私も、この不審な電話を受けました!最初、下4桁が「0110」だったので一瞬驚きましたが、「+295」という国際電話番号の表示を見てすぐに「これは詐欺だ!」と確信しました。幸い、事前にLINEのユーザー様から同様の相談を受けていたため、冷静に対応することができました。私が実際に体験した電話の内容を、皆さんにお話ししたいと思います!
ネットに出回っている+295〇〇〇0110の番号について
現在わかっているだけでもこれだけの番号がわかっております。
- +2950760110
- +2954480110
- +2952960110
特に「+2950760110」に関する相談が多く寄せられているようです。また、「+295」以外にも、以下のような例外的な番号からの相談も報告されています。
- 08005009120
- 08003000955
- +999100
の例外的な番号での相談もあるようです。
これらの番号に共通して言えるのは、警察署や警察本部でよく使われる下四桁「0110」を悪用し、警察からの電話だと信じ込ませる新たな手口の詐欺であるということです。それでは、具体的な詐欺のケースを見ていきましょう。
+295(下4桁0110)の詐欺の手口:ケースその1
多くの警察署が代表電話に使う下4桁「0110」の電話番号を着信画面に偽装表示させる特殊詐欺の電話が、全国で相次いでいる。広島県内でも急増し、県警は今年に入り182件(2日現在)を把握。既に昨年1年間(80件)の2・3倍に上り、実被害も出ている。偽装表示にはアプリを悪用しているとみられ「警察官と信じ込ませる手口」と注意を促す。
県警によると、県内では昨年1月ごろから確認され、大半は「+」で始まる国際電話番号。実在する都道府県警や警察署の所属をかたり、事件捜査と偽るなどし現金の詐取へと誘導するという。
県警が今年把握した182件のうち、15件で計3569万円の被害が出た。2月下旬には、県内の40代女性の携帯電話に「0110」の着信があり、警視庁を名乗る人物から「詐欺の被害者があなた名義の口座に金を振り込んでいた。逮捕状が出ている」と徳島県警への出頭を求められた。
引用元:Yahoo!ニュース
+295(下4桁0110)の詐欺の手口:ケースその2
続いて徳島県警を名乗る人物に電話で「あなたが金を受け取ったか確認するため入金してもらう。問題ないと分かれば返す」と言われた。「0110だったので信用してしまった…」と女性。ネットバンキングで3回にわたり計1188万円を指定口座に振り込んで詐取されたという。
警察庁によると、最近では実在する警察署の番号の偽装表示も広がっている。これらの手口を含め、警察をかたる詐欺被害は全国で増加傾向にあり、今年1~2月の被害は約106億円(1039件)に上る。
広島県警生活安全総務課は「警察官がお金を要求したり、電話で取り調べをしたりすることはない」と強調。金の話が出たら電話を切って警察や家族に相談するよう冷静な対応を求めている。
引用元:Yahoo!ニュース
私が実際に電話を受けた詐欺の手口をご紹介
先日、突然「+2952960110」から着信がありました。幸い、事前にLINEのユーザー様から同様の相談を受けていたため、咄嗟に詐欺電話だと気づき、冷静に対応することができました。
以下、詐欺師が発した内容です。
詐欺師:麗華さんのお電話でお間違えないでしょうか?私は埼玉県警の山田と申します。

はい、そうですけど警察の方がどうされました?
詐欺師:麗華さんの口座が埼玉県警に届いたのですがこちらを麗華さんのもとにお送りしたいので住所を教えて頂きたいのですが…

え?ちょっと待ってください。埼玉ですか?私の口座?ちなみにどこの銀行の口座でしょうか?
詐欺師:はい、楽天銀行の口座なのですが…

え?楽天銀行?わたし…楽天銀行は人生で一度も口座を作っていないのですが…。。。
詐欺師:え?プツー・ツー・ツー(電話が切れる)
以上が、私が実際に体験した電話の内容です。
+295から始まる詐欺師たちの狙いは?
今回の電話から推測するに、詐欺師は私の電話番号を、不動産業者などが利用する営業リストのようなものから入手したと考えられます。
もう少し詳しく話を聞けばよかったと少し後悔していますが、電話の主な狙いとしては、以下の点が考えられます。
- 個人情報の詐取: 氏名、住所、電話番号、銀行口座情報、クレジットカード情報、マイナンバーなどの個人情報を聞き出そうとする。これらの情報は、さらなる詐欺や不正利用に悪用される可能性があります。
- 口座情報の入手を装った更なる詐欺: 口座に金銭を振り込むなどと嘘をつき、こちらの口座番号を聞き出そうとする。その後、別の詐欺に繋げる可能性があります。
- 金銭の詐取: 何らかの理由をつけて、最終的に金銭を騙し取ろうとする(例:逮捕を免れるための保釈金、手続き費用など)。これは、オレオレ詐欺や架空請求詐欺の手口と類似しています。
警察から電話が個人にある時ってどんな時?
警察から個人に電話がかかってくる場合、状況は多岐にわたります。主なケースとしては以下のようなものが挙げられます。
事件・事故関係
被害者・関係者として: 事件や事故の被害に遭った、または目撃者や関係者として事情聴取が必要な場合。盗難、詐欺、交通事故などの被害状況の確認や、捜査への協力依頼。遺失物や拾得物が見つかり、持ち主である可能性が高い場合。
被疑者として: 逮捕状が出ている、または任意同行を求める場合。捜査に関する事情聴取のため、出頭を要請する場合。
その他: 事件・事故に関する情報提供のお願い。捜査の進捗状況の連絡(被害者の方など)。
生活安全関係
相談・情報提供: ストーカー被害やDV被害に関する相談内容の確認や対応について。地域の防犯に関する情報提供や注意喚起。少年非行や薬物乱用に関する情報提供や指導。
確認・連絡: いたずら電話や迷惑行為に関する注意や指導。銃刀法や薬物に関する登録・許可の確認。
交通関係
事故・違反: 交通事故の当事者や関係者への連絡、事情聴取。交通違反に関する出頭要請や連絡。運転免許に関する手続きの連絡。
その他: 交通安全に関する啓発活動や協力依頼。
警察を名乗る一般的な詐欺の手口
重要な注意点として、警察官が電話でお金の話をすることは絶対にありません。 もし、以下のような内容で電話があった場合は、詐欺である可能性が極めて高いです。
- 還付金詐欺や架空請求詐欺: 警察官を名乗り、未払いの料金や法的トラブルなどを理由にお金を要求する。
- 個人情報の詐取: 電話で銀行口座番号や暗証番号、クレジットカード情報などの詳細な個人情報を聞き出そうとする。
不審な電話には、絶対に個人情報を伝えたり、お金を振り込んだりせず、一旦電話を切り、すぐに最寄りの警察署や警察相談専用電話「#9110」に相談してください。
警察から連絡があった場合は、相手の所属部署、氏名、連絡先を必ず確認しましょう。必要であれば、後から警察署に電話して確認することも重要です。

もし警察からの電話に少しでも不審な点を感じたら、それは詐欺のサインかもしれません。冷静に対応し、決して言われるがままに行動しないことが大切です。
重要】もし「+295-〇〇〇〇-0110」のような不審な電話がかかってきたら?
ここまで、詐欺の手口や狙いについて詳しく解説してきましたが、実際に不審な電話がかかってきた際、どのように対応すれば良いのか不安に感じる方もいるかもしれません。慌てずに冷静に対処するために、以下の5つのステップを覚えておきましょう。
ステップ1:心当たりのない番号には「出ない」のが基本
最も有効な対策は、心当たりのない国際電話番号や見慣れない番号からの電話には原則として出ないことです。特に「+295」から始まる番号や、下4桁が「0110」となっている場合は、詐欺の可能性が高いと考えられます。ナンバーディスプレイサービスを利用し、発信元を確認する習慣をつけましょう。
ステップ2:もし出てしまったら「すぐに切る」
万が一、不審な電話に出てしまった場合は、相手の話を聞く必要はありません。相手が警察官を名乗ったり、何らかの理由をつけて個人情報を聞き出そうとしたり、金銭を要求するような内容であれば、すぐに電話を切ってください。中途半端に話を聞いてしまうと、心理的に誘導されやすくなる可能性があります。
ステップ3:相手に「個人情報を絶対に伝えない」
電話に出たとしても、相手に氏名、住所、電話番号、銀行口座情報、クレジットカード情報、マイナンバーなどの個人情報を絶対に伝えないでください。警察官が電話でこれらの情報を詳細に尋ねることは通常ありません。
ステップ4:「折り返さない」「指示に従わない」
相手から「後でこちらからかけ直します」と言われたとしても、絶対に折り返しの電話をかけないでください。また、「〇〇銀行に振り込んでください」「ATMで操作してください」といった指示にも絶対に従わないでください。
ステップ5:「相談窓口に相談する」
不審な電話を受けた後、不安に感じたり、どのように対応すべきか迷ったりした場合は、すぐに最寄りの警察署、または私(麗華のLINEで友達追加)でも構いませんので相談してください。誰かに相談することで、冷静な判断を取り戻し、適切な対応をとることができます。
あなたの冷静な判断と迅速な行動が、大切な財産と個人情報を守るための唯一の手段です。決して油断せず、不審な電話には毅然とした態度で対応しましょう。