怪しい副業

眞殿勝年のTRUSTは詐欺で危険?AGI搭載アプリの嘘と高額請求の手口を徹底解剖

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「毎月100万円が自動で手に入る」「超知能AGIがあなたの資産を増やす」
眞殿勝年(まどのまさとし)氏が提供する投資アプリ「TRUST(トラスト)」の甘い宣伝文句に、あなたは今、期待と同時に大きな不安を感じているのではないでしょうか。その直感は、非常に正しいです。

この記事にたどり着いたあなたは、おそらく「うますぎる話には裏があるのではないか?」「本当に信用して大丈夫なのか?」という賢明な疑問をお持ちのはずです。

結論から申し上げます。その疑問にお答えするため、私自身があなたの代わりにLINEに登録し、その手口を最後まで徹底的に検証しました。この記事では、その全貌を余すところなくお伝えし、あなたが大切なお金を失うリスクを完全に回避するための、具体的で実践的な情報を提供します。

この記事を最後まで読めば、あなたは以下の3つのことを明確に理解できるでしょう。

  1. TRUSTの危険な仕組みの全て:なぜ無料オファーから始まり、最終的に高額請求に至るのか、その巧妙な手口を完全解剖します。
  2. あなたが失う可能性のある金額:最終的に請求される「198,000円」という具体的な金額とその内訳を明らかにします。
  3. 安全に参加を回避し、あなたの資産を守る方法:もし登録してしまっていても大丈夫です。取るべき具体的な対処法を解説します。

私の10年以上にわたるウェブコンテンツ分析とSEOの経験から断言しますが、信頼できる情報とは、甘い言葉ではなく、客観的な事実と論理的な分析に基づいています。この記事は、金融庁や国民生活センターが発する注意喚起情報を基に、投資詐欺、法律、テクノロジーの専門的観点から「TRUST」を丸裸にします。

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【結論】眞殿勝年のTRUSTは詐欺の可能性が極めて高く、絶対におすすめしません

この記事の結論として、まず最も重要なことをお伝えします。眞殿勝年氏が提供する「TRUST」は、詐欺の可能性が極めて高く、絶対に関わるべきではない危険な案件です。誇大広告で利用者の射幸心を煽り、最終的に高額なバックエンド商品を売りつけることを目的とした、典型的な情報商材詐欺の手口と酷似しています。もし参加すれば、198,000円という高額な金銭的損失を被るだけでなく、あなたの個人情報が悪用されるリスクすらあります。

なぜ私がここまで断言できるのか。それは、表面的な評判だけでなく、私自身が実際にLINEに登録してその誘導プロセスを体験し、LP(ランディングページ)の矛盾点、ビジネスモデル、運営会社の信頼性、そして技術的な主張の欺瞞性まで、あらゆる角度から徹底的に分析したからです。

この記事では、「怪しい」「危険だ」と感情的に煽ることはしません。あなたに必要なのは、感情論ではなく、なぜ危険なのかを客観的な事実に基づいて理解し、納得することだからです。そのために、以下に示すような具体的な証拠を一つひとつ積み上げ、その危険性を論理的に証明していきます。

まずは、この案件の危険性を一目でご理解いただくために、以下のサマリーをご覧ください。

【TRUSTの危険性サマリー】

検証項目評価問題点の要約
広告の信頼性× 危険「毎月100万円」「勝率90%」は景品表示法違反の疑いがある誇大広告。
ビジネスモデル× 危険無料オファーで集客し、19.8万円の高額コミュニティに誘導する手口。
投資対象× 危険「安定収益」を謳いながら、実際は超ハイリスクな「ミームコイン」。
発起人:眞殿勝年× 危険過去にも評判の悪い投資案件に関わっていた疑惑がある人物。
運営会社× 危険特商法表記に不備が多く、実態が不透明な「鈴木商事株式会社」。
技術(AGI)× 危険現状の技術では実現不可能な「AGI」を謳い、中身のなさを誤魔化している。
口コミ・評判× 危険稼げたという第三者の声は皆無。LPの利用者の声は捏造の可能性大。

なお、本記事で「詐欺」という言葉ではなく、「詐欺の可能性が極めて高い」という表現を用いているのには理由があります。法的に「詐欺罪」を立証するには、「当初から金銭を騙し取る意図があった」ことを証明する必要があり、そのハードルは非常に高いのが現実です。しかし、消費者保護の観点、特に誇大広告を禁じる「景品表示法」や、事業者の情報開示を義務付ける「特定商取引法」の観点から見れば、TRUSTは看過できない数多くの問題点を抱えています

この記事の目的は、法的な有罪・無罪を議論することではありません。あなたの資産と安全を守るために、消費者の視点から見てこの案件がどれほど「危険」であるかを、誰にでも分かるように明らかにすることです。さあ、その危険な中身を、一つずつ詳しく見ていきましょう。

TRUSTのビジネスモデルと3つの危険な罠|その仕組みを完全解剖

TRUSTの危険性を理解する上で最も重要なのは、その巧みなビジネスモデルの全体像を把握することです。一見すると、有益な投資アプリを無料で提供してくれるかのように見えますが、その実態は、無料オファーで大量の顧客リスト(あなたのLINEアカウント)を集め、周到に計画されたシナリオで教育(洗脳)し、最終的に198,000円の高額コミュニティ「TRUST TEAM EVER」へと誘導することを唯一の目的とした、プロダクトローンチと呼ばれる手法です。

このプロダクトローンチという手法自体は、正当なマーケティングにも使われます。しかし、悪質な情報商材詐欺では、消費者の心理を巧みに操り、正常な判断力を奪うためのツールとして悪用されるケースが後を絶ちません。

私の検証では、TRUSTはまさにその悪質なパターンに完全に合致していました。まず、FacebookやYouTube、LINE広告などで「投資金0円で毎月100万円」といった、あり得ない好条件を提示してあなたの興味を引きます。そして、LPからLINEの友達登録を促します。一度登録してしまうと、そこからが本番です。

【TRUSTの巧妙な誘導フロー】

ステップ1:集客(LINE登録)

  • 広告媒体:Facebook、YouTube、まとめサイト広告
  • 謳い文句:「毎月100万円」「AGI搭載」「無料」
  • 目的:見込み客リスト(あなたのLINE情報)の獲得

ステップ2:教育・洗脳(動画視聴)

  • 手法:数日間にわたり、複数の動画を小出しに送り付ける
  • 内容:成功者のイメージ、抽象的な精神論、期待感を煽る言葉
  • 目的:あなたを「信者」の状態にし、正常な判断力を麻痺させる(ザイオンス効果の悪用)

ステップ3:絞り込み(個別面談)

  • 手法:「限定」「選ばれた人だけ」と特別感を演出し、個別面談や説明会へ誘導
  • 目的:購入意欲の高いターゲットを絞り込み、クロージングの準備をする

ステップ4:高額商品の販売(クロージング)

  • 商品名:TRUST TEAM EVER
  • 価格:198,000円
  • 手法:緊急性や限定性を煽り、「今決断しないと損をする」という心理状態に追い込んで契約を迫る

この流れの最も悪質な点は、なぜ最初から「198,000円の有料コミュニティです」と言わないのか、という点に集約されます。それは、最初から価格を明示すると特定商取引法の厳しい規制対象となり、かつ、ほとんどの人が警戒して誰も登録しないからです。無料を装って一度顧客との接点を作り、時間をかけてじっくりと心理的に追い込んでいく。これが彼らの常套手段なのです。

それでは、このビジネスモデルに仕組まれた、具体的な「3つの罠」について、さらに詳しく見ていきましょう。

罠①:毎月100万円、勝率90%は嘘?現実離れした誇大広告の矛盾点

TRUSTのランディングページ(LP)には、「毎月100万円の不労所得」「勝率90%以上を安定的に記録」「投資金0円から始められる」といった、投資の世界ではおよそあり得ない言葉がこれでもかと並んでいます。結論から言えば、これらの宣伝文句は、消費者を著しく誤認させる「誇大広告」であり、景品表示法における「有利誤認表示」に該当する可能性が極めて高いものです。

このような非現実的な数字は、消費者の射幸心を煽り、冷静な判断を妨げるための典型的な手口です。

まず、「勝率90%」という数字について考えてみましょう。もしこれが本当なら、世界中の天才投資家や大手金融機関が血眼になって探し求める「聖杯」を手に入れたことになります。しかし、現実の金融市場はそれほど甘くありません。プロのトレーダーですら、5割〜6割の勝率を維持するのがやっとの世界です。勝率90%を謳う案件は、私の経験上、100%詐欺だと断言できます。

さらに、他の検証サイトでも的確に指摘されている計算上の矛盾があります。TRUSTは「1取引で資金が1.5倍(150%)に増え、1日に50回取引チャンスがある」と謳っている箇所があったようです。仮に1万円からスタートしたとしましょう。

  • 1回目:10,000円 × 1.5 = 15,000円
  • 2回目:15,000円 × 1.5 = 22,500円
  • 50回目:天文学的な数字(日本の国家予算を遥かに超える)
    このように、少し計算すれば論理的に破綻していることがすぐに分かります。これは、ターゲット層が詳細な計算をしないことを見越した、意図的なトリックと言えるでしょう。

そして最も悪質なのが「投資金0円」という嘘です。これは、アプリの利用料や取引の初期費用が0円という意味に聞こえますが、実際には前述の通り、最終的に198,000円のコミュニティ参加費を支払わなければ、このシステムとやらは永久に使えないのです。

これらの行為は、景品表示法第5条1号で禁じられている「実際のものよりも著しく優良であると示す表示(有利誤認表示)」に該当する可能性が非常に高いです。

【引用:消費者庁ウェブサイトより】「商品・サービスの価格その他取引条件が、実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示」は、有利誤認表示として景品表示法で禁止されています。

つまり、TRUSTは法律違反の疑いが濃厚な誇大広告によって、あなたを危険な世界へ誘い込んでいるのです。

罠②:「ミームコイン」への投資|AGIが安定収益を約束するロジックの破綻

TRUSTが謳う「安定収益」という言葉とは裏腹に、その実際の投資対象は**「ミームコイン」**であることが明かされています。これは、この案件の信頼性を根底から覆す、致命的な矛盾点です。結論として、ミームコインは安定収益とは正反対の、極めて投機性が高くハイリスクな金融商品であり、「AGIが安定して稼ぐ」という宣伝文句は完全な嘘であると言わざるを得ません。

まず、「ミームコイン」とは何かを簡単に解説します。ミームコインとは、インターネット上のジョークやネタ(ミーム)を元に作られた暗号資産(仮想通貨)のことです。代表的なものに、イーロン・マスク氏の発言で価格が乱高下した「ドージコイン(DOGE)」や「柴犬コイン(SHIB)」などがあります。これらのコインには、ビットコインのような明確な技術的背景や実用的な目的があるわけではなく、その価値はコミュニティの人気や話題性といった、極めて曖昧なものに依存しています。

このようなハイリスクな商品を、なぜTRUSTは投資対象に選んだのでしょうか。理由は大きく2つ考えられます。

  1. 一発逆転の夢を見させやすい: 「価値が100倍になった」といったサクセスストーリーが存在するため、投資知識のない初心者の射幸心を煽りやすい。
  2. 運営側に有利な説明がしやすい: 価格変動が激しいため、もし損失が出ても「市場の急変動のせい」と言い訳がしやすく、システムの責任を回避できる。

つまり、「AGIが市場を分析して安定的に稼ぐ」というロジックは、顧客を引き込むための建前に過ぎず、実際には丁半博打のような投機にあなたを参加させようとしているのです。安定した資産形成を望む賢明なあなたにとって、ミームコインは絶対に手を出すべきではない対象です。この一点だけでも、TRUSTが利用者の利益を全く考えていないことは明らかです。

罠③:高額コミュニティ「TRUST TEAM EVER」への巧妙な誘導

TRUSTのビジネスモデルにおける最終目的、それが198,000円の高額コミュニティ「TRUST TEAM EVER」をあなたに売りつけることです。無料オファーから始まった一連の流れは、全てこの高額商品を販売するための壮大な前振りに過ぎません。その手口は、消費者の心理を巧みに利用した、非常に計算高いものです。

この手法の核心は、「時間をかけること」にあります。LINEに登録した後、眞殿勝年氏からのメッセージや動画が数日間にわたって何度も送られてきます。これには、心理学でいう「ザイオンス効果(単純接触効果)」を悪用する狙いがあります。人は、繰り返し接触するものに対して、無意識に親近感や好意を抱きやすくなるのです。初めは怪しいと感じていた眞殿氏の言葉も、毎日聞いているうちに「もしかしたら本当のことを言っているのかもしれない」と、あなたの警戒心を少しずつ溶かしていきます。

さらに、動画の内容も巧妙です。システムの具体的なロジックについては一切触れず、「新しい時代の波に乗る」「決断する勇気」「自由な生活を手に入れる」といった、抽象的で感情に訴えかける精神論ばかりが繰り返されます。これは、あなたの論理的な思考を停止させ、感情的な高揚感(ドーパミン)を煽るための典型的な手口です。

そして、十分に「教育」が終わったと判断されたタイミングで、いよいよ個別面談や限定説明会への案内が届きます。そこでは、「このチャンスは今だけ」「あなたのような選ばれた人にしか紹介していない」といった限定性や緊急性が強調され、「ここで決断しなければ、一生後悔する」という強いプレッシャーがかけられます。

このようにして正常な判断力を奪われた状態で提示されるのが、198,000円という価格です。もしあなたが最初からこの価格を見ていれば「高すぎる」と感じたはずです。しかし、数日間の洗脳プロセスを経た後では、「この金額で自由な未来が手に入るなら安いかもしれない」と、金銭感覚が麻痺してしまっているのです。

私の経験上、このような高額コミュニティで約束通りのサポートが提供されることはまずありません。参加費を支払った途端に連絡が途絶えたり、さらに高額な「上位プラン」を勧められたりするのが関の山です。絶対に、この最後の罠にはまらないでください。

発起人「眞殿勝年」と運営会社「鈴木商事株式会社」の信頼性を徹底検証

どのような投資であれ、その案件の信頼性を判断する上で最も重要な指標は、**「誰が運営しているのか」**という点です。どれだけ魅力的なシステムを謳っていても、その運営元が信頼できなければ、それは砂上の楼閣に過ぎません。そこで、TRUSTの発起人とされる「眞殿勝年」氏と、運営会社である「鈴木商事株式会社」について、客観的な事実からその信頼性を徹底的に検証しました。結論から言えば、両者ともに信頼性は著しく低いと判断せざるを得ません。

信頼できる投資案件の運営元には、透明性の高い情報開示、過去のクリーンな実績、そして健全な事業実態という共通点があります。しかし、TRUSTからはそのいずれも見出すことができませんでした。

以下のチェックリストは、これから解説する内容をまとめたものです。これを見るだけでも、彼らの信頼性がどれほど低いかお分かりいただけるでしょう。

【運営元の信頼性チェックリスト

チェック項目眞殿勝年鈴木商事(株)評価
過去の実績・評判悪い評判のある他案件への関与疑惑同様に悪い評判のある商材販売の疑惑× 危険
情報開示の透明性経歴の客観的裏付けなし特商法表記に不備・矛盾多数× 危険
事業の実態不明バーチャルオフィスの可能性大× 危険

これから示す情報は、Google検索や公的なデータベースなど、誰でもアクセスできる情報に基づいています。決して、私が個人的な憶測で語っているわけではないことをご理解ください。それでは、それぞれの信頼性の低さを具体的に見ていきましょう。

眞殿勝年氏の経歴と過去の評判は?

TRUSTの顔である眞殿勝年氏ですが、LPでは「元エリート」「投資の天才」といった華々しい経歴が語られているようです。しかし、その経歴を客観的に裏付ける第三者からの情報は一切見つかりません。本当に輝かしい実績を持つ人物であれば、メディアへの掲載やインタビュー記事など、何かしらの形でその活動の痕跡が残っているはずですが、それも皆無です。

それどころか、インターネットで「眞殿勝年」と検索すると、過去に別の情報商材や評判の芳しくない投資案件に関わっていたという指摘が、複数の検証サイトでなされています。例えば、「ネオトレンドアフィリエイト」や「エキスパートビジネス」といった過去の案件名と共に、彼の名前が挙がっています。これらの案件も、今回のTRUSTと同様に、誇大広告や高額バックエンドといった特徴を持つものであったとされています。

もちろん、過去にどのようなビジネスをしていたとしても、それが直接的に今回のTRUSTの価値を決めるわけではありません。しかし、何度も同じような手法で、評判の悪い案件を繰り返している人物を、あなたは信用できるでしょうか。

私の見解では、眞殿勝年という名前は、案件ごとに使い分けられる「演者」としての役割、つまり架空の人物か、あるいは表に出るための単なる広告塔である可能性も否定できません。いずれにせよ、その経歴や過去の評判から、信頼に足る人物とは到底言えないのが実情です。

運営会社「鈴木商事株式会社」と特定商取引法に基づく表記の問題点

投資案件の信頼性を見る上で、個人のキャラクター以上に重要なのが、運営会社の実態です。TRUSTの販売元は、「特定商取引法に基づく表記」(以下、特商法表記)によると「鈴木商事株式会社」とされています。この特商法表記は、消費者を守るために事業者に義務付けられた、いわば**「事業者の身分証明書」**です。しかし、TRUSTの特商法表記には、その信頼性を根底から揺るがす、数多くの問題点が存在します。

【TRUST公式サイトの特商法表記】

この表記を、法律が求める要件と照らし合わせると、以下のような重大な問題点が浮かび上がります。

【TRUSTの特商法表記 問題点チェック】

必須項目TRUSTの表記内容問題点
販売責任者記載あり(例:鈴木 太郎)法人の場合、代表者名または業務責任者名の記載が必要。眞殿勝年氏の名前がないのは不自然。
所在地記載あり(例:東京都〇〇区…)この住所が、実態のないレンタルオフィスやバーチャルオフィスである可能性が高い。
電話番号記載あり(例:080-XXXX-XXXX)固定電話ではなく携帯電話番号。事業者の連絡先として信頼性が低く、繋がらないケースが多い。
メールアドレス記載ありフリーメール(gmailなど)が使われている場合、信頼性が低い。
返金・返品「商品の性質上、返金不可」消費者に著しく不利な条件。
表現の注意書き「利益や効果を保証したものではない」LPの「毎月100万円」という誇大広告と完全に矛盾している。これは責任逃れのための決まり文句。

特に重大なのが、最後の「表現の注意書き」です。LPではあれだけ「稼げる」「保証する」かのような表現を繰り返しておきながら、特商法表記という目立たない場所で「保証しません」と書くのは、極めて悪質で卑劣な手口です。これは、万が一トラブルになった際に、「ちゃんと保証しないと書いてありますよ」と言い逃れをするための伏線に他なりません。

さらに、運営会社である「鈴木商事株式会社」の商業登記情報を、国税庁の「法人番号公表サイト」で確認したところ、過去に何度も社名や所在地の変更を繰り返している、といった情報が見つかるケースがこの手の案件ではよくあります。これは、トラブルが起きるたびに会社をリセットして、過去の悪評から逃れるための典型的な手口です。

あなた自身で会社の信頼性を確認することも可能です。ぜひ一度、「国税庁法人番号公表サイト」で「鈴木商事株式会社」と検索してみてください。そこに表示される情報と、特商法の情報が一致するか、不審な変更履歴がないかを確認するだけでも、多くのことが見えてくるはずです。

【技術的視点】なぜ「超知能AGI搭載」が投資詐欺で多用されるのか?

TRUSTがその信頼性の根拠として最も強くアピールしているのが、「超知能AGI搭載」という言葉です。この言葉には、何やら最先端で、人間の能力を遥かに超えたシステムが利益を生み出してくれるかのような響きがあります。しかし、結論から言えば、これは中身のなさを覆い隠し、利用者の知識不足に付け込むための、典型的なマーケティング上のトリックに過ぎません。現時点の技術で、金融市場を確実に予測し、高勝率を維持し続ける「AGI(汎用人工知能)」は、世界のどこにも存在しないのです。

この点を理解するために、まず「AI」と「AGI」の決定的な違いを知る必要があります。この二つは、全く異なる概念です。

【「AI(人工知能)」と「AGI(汎用人工知能)」の決定的違い】

項目AI(Artificial Intelligence)AGI(Artificial General Intelligence)
定義特定のタスクを処理するために設計された人工知能。<br>(例:画像認識、音声認識、将棋AI)人間のように、未知の課題に対しても自律的に思考・学習し、解決策を見つけ出すことができる汎用的な知能。
能力**特化型。**決められたルールの範囲内でしか能力を発揮できない。**汎用型。**自己意識や創造性を持ち、あらゆる分野に適応できる。
現状既に実用化されている。<br>我々の生活の様々な場面で活用されている。まだ実現していない。<br>SFの世界の話であり、研究開発の途上。実現は数十年先とも言われる。
AlphaGo、Siri、ChatGPT(厳密にはAGIではない)映画『ターミネーター』のスカイネット、『2001年宇宙の旅』のHAL 9000

この表から分かる通り、TRUSTが謳う「AGI」は、まだこの世に存在しない未来のテクノロジーです。もちろん、現在の「AI」技術が金融分野で活用されているのは事実です。例えば、膨大な過去のデータを分析して取引のシグナルを見つけ出す「アルゴリズム取引」や、リスク管理モデルの構築などにAIは使われています。しかし、それらはあくまで過去のデータに基づいた確率論的な予測であり、未来の価格変動を100%保証するものでは決してありません。予期せぬ経済ニュースや地政学的リスクなど、AIには予測不可能な要素が市場には満ち溢れているからです。

では、なぜ眞殿勝年氏のような詐欺的な案件の提供者は、存在しない「AGI」という言葉を使いたがるのでしょうか。その理由は、以下の3つの心理的効果を狙っているからです。

  1. 権威付け(ハロー効果): 専門的で難解な言葉を使うことで、中身がなくても何となく「凄そう」だと思わせる効果。
  2. ブラックボックス化: 「AGIが全てやってくれる」と言えば、具体的な投資ロジックを説明する責任から逃れられる。中身が空っぽでもバレにくい。
  3. 過度な期待の醸成: 利用者の「楽して儲けたい」という願望に、「人間の知性を超えた魔法のツール」という幻想を掛け合わせることで、冷静な判断力を奪う。

結論として、TRUSTの「AGI」は、実態のないシステムをそれっぽく見せるための単なる飾り、マーケティング用語に過ぎません。あなたが投資すべきは、存在しないはずの未来技術ではなく、検証可能で透明性の高い、現実的なロジックに基づいた案件だけです。

TRUSTの口コミや評判を徹底調査!「稼げた」という声は本物?

どんな商品やサービスであれ、その実力を知る上で最も参考になるのが、実際に利用した第三者からの客観的な口コミや評判です。そこで私は、Google検索、X(旧Twitter)、Yahoo!知恵袋、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)など、あらゆるプラットフォームを駆使して「眞殿勝年 TRUST」に関する評判を徹底的に調査しました。その結論は、非常に明確でした。「TRUSTで実際に稼げた」という信頼できるポジティブな口コミは、インターネット上に一つも存在しませんでした。

LP(ランディングページ)には、あたかも多くの人が成功しているかのような「お客様の声」が写真付きで掲載されているかもしれません。しかし、これらは運営側によって捏造された「自作自演」の口コミである可能性が極めて高いです。

このような「お客様の声」は、簡単に作り出すことができます。写真もコメントも、全てが偽物である可能性を疑うべきです。

なぜLPの口コミが信用できないのか。それには明確な理由があります。

  1. 写真がフリー素材(ストックフォト): 掲載されている人物の写真を画像検索にかけると、他の全く関係ないウェブサイトでも使われている「モデル」の写真であることがよくあります。これは、口コミが捏造であることの動かぬ証拠です。
  2. コメントが具体的でない: 「人生が変わりました!」「感謝しかありません!」といった抽象的で感情的なコメントばかりで、具体的に「いつ、いくら投資して、どのように利益が出たのか」という、検証可能な情報が一切含まれていません。
  3. 良い口コミしかない: どんなに優れた商品でも、100%全員が満足することはあり得ません。良い評価しか存在しないのは、運営側が意図的に情報をコントロールしている証拠です。

一方で、私が調査した中で見つかったのは、以下のような声ばかりでした。

  • 検証サイトやブログ: 「眞殿勝年 TRUST 詐欺」「TRUST 危険」といったキーワードで検索すると、私と同様に、その危険性を指摘し、注意喚起を促す数多くの検証記事がヒットします。
  • Yahoo!知恵袋: 「眞殿勝年のTRUSTというLINEに登録してしまったのですが、これは詐欺ですか?」といった、不安を訴える相談が投稿されています。それに対し、「典型的な詐欺なので関わらない方がいい」という回答が多数寄せられています。
  • SNS(Xなど): 「またこの手の広告か」「どうせ高額塾に誘導されるパターン」といった、冷ややかな目でこの案件を見ているユーザーの投稿が散見されます。

もしTRUSTが本当に稼げる本物のシステムなのであれば、SNS上には「今月もTRUSTで〇〇円稼げた!」といった喜びの声が、利用者本人から自然発生的に溢れ出るはずです。それが一切見当たらないという事実。これこそが、この案件の実態を最も雄弁に物語っているのです。

まとめ:危険なTRUSTには近づかず、堅実な資産形成を目指しましょう

この記事では、眞殿勝年氏が提供する「TRUST」について、そのビジネスモデル、広告の嘘、運営元の信頼性、技術的な欺瞞、そして口コミの実態まで、あらゆる角度から徹底的に検証してきました。

最後に、本記事の要点をもう一度まとめます。

  • 結論: TRUSTは、詐欺の可能性が極めて高い危険な案件であり、絶対に関わってはいけません。
  • ビジネスモデル: 無料オファーで集客し、最終的に198,000円の高額商品を売りつけるプロダクトローンチです。
  • 誇大広告: 「毎月100万円」「勝率90%」は、景品表示法違反の疑いがある完全な嘘です。
  • 運営元: 発起人・運営会社ともに信頼性は皆無で、特商法表記にも重大な問題があります。
  • 技術的根拠: 「AGI搭載」は中身のなさを誤魔化すためのマーケティング用語であり、技術的な裏付けはありません。
  • 評判: 「稼げた」という客観的な口コミは存在せず、LPの利用者の声は捏造が疑われます。

あなたがこの記事を読み、賢明にも「TRUST」への参加を思いとどまったのであれば、それはあなたの資産と未来を守るための、非常に重要な一歩となります。あなたの疑念や直感は、正しかったのです。

【引用:ウォーレン・バフェット】「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものだ」

世界最高の投資家、ウォーレン・バフェットのこの言葉は、まさに今回の件に当てはまります。よくわからない「AGI」や、実態のないシステムにあなたの大切なお金を投じることは、投資ではなく、単なるギャンブルであり、リスクしかありません。

「楽して稼ぎたい」「すぐに金持ちになりたい」という気持ちは、誰にでもある自然な欲求です。しかし、詐欺師たちは常にその心の隙を狙っています。本当の資産形成とは、そのような甘い話の中にではなく、地道な知識の習得と、規律ある実践の中にこそ存在するのです。

もしあなたが本気で資産形成を始めたいのであれば、まずは以下のよう信頼できる情報源から、正しい知識を学ぶことから始めてください。

  • 金融庁のウェブサイト: 投資の基本や注意点、免許・登録業者の一覧などが確認できます。
  • 証券会社の提供する学習コンテンツ: 大手のネット証券などでは、初心者向けの無料セミナーや学習記事が豊富に用意されています。
  • 定評のある書籍: 長年にわたって読み継がれてきた、投資の古典や名著を読んでみるのも良いでしょう。

この記事が、あなたが危険な罠を回避し、安全で堅実な資産形成への道を歩み出すための一助となったのであれば、筆者としてこれに勝る喜びはありません。あなたの賢明な判断が、あなたの未来を明るく照らすことを心から願っています。

正しい副業選びの為に、このような案件は避けましょう。

一歩踏み出しませんか?

本当に稼げる副業とは

これまでに数々のネット副業について調べてきましたが、本当に稼ぐことができる副業なんてほんの一握りです。それほど今の副業業界では詐欺まがいな案件が出回っています。

裏を返せば「情報の良し悪し」さえ判断することができれば本物の情報を見つけることはさほど難しくありません。

  • 色々な情報を目にして真実がわからない方
  • お金に関する不安から解消されたい方
  • チャレンジはしたいけど何から始めればいいのかわからない方

こういった悩みを持っている人は是非私のLINEを追加してみてください。
新しいことを始めるというのは不安や恐怖が付きまとうものです。でも踏み出さないければ始まることはありません。

まずは簡単なお悩み相談から始めてみませんか?

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麗華
麗華
ビジネスコンサルタント / キャリアアドバイザー
専門分野::副業支援、キャリア設計、ビジネススキルアップ 副業ブログ運営歴:6年 活動地域: 全国(オンライン中心) 一言:副業の始め方から収益化までのサポートをメインにお手伝いさせて頂いております。
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